ウェブ制作で一番重要なことはデザインでもコーディングでもない事実

みなさん、どうも!
時間がなくても副業で月10万円を稼ぐがモットーのこんの(@konno_lifehack)です!
そんな僕も実際IT企業に勤めている訳なんですが、

  • クライアントからのリピート率が高い
  • 芋づる式に仕事のオファーが舞い降りてくる
  • チームの雰囲気もずば抜けて良いよね

そんな成果率と充実度の高さを決めるのが、タイトルでバレバレではありますが、そう「ディレクション」だと切実に感じる今日このごろ。
ディレクションへの意識を変えるだけで実際に起こる奇跡についてお話ししましょう。

売上に直結します

大手のWEB制作会社でもない限り、ディレクター=営業というポジションになるケースがほとんどです。
仕事を取ってきたり、依頼内容を詰めたり、予算交渉をしたりいった、一般的な営業職にあたるところまでカバーする必要があるってことですね。

WEBディレクターが受注までにこなすフロー
  • 依頼・問い合わせ(新規クライアントや、リピート案件、紹介など)
  • ヒアリング
  • 企画・提案
  • 受注

具体的な内容をヒアリングし制作案件の金額を決めていくわけですが、金額をどのくらいに設定できるのかなど、予算の決定権を持つのもディレクターです。

仕事を取りたいがために見積額を少なくしたところで、品質やメンバーに迷惑がかかる→納品→当然納期が遅れたり、品質が下がったりすればリピートは見込めず、メンバーから不評の連発覚悟です。

逆に、クライアントの満足が得られ、制作案件の金額としても利益を十分に出せる提案・企画・納品までできれば、リピート受注が期待でき、他にお金が流れないフローを作り出せます。

自社に依頼が入るフローを作ってしまえば、新規開拓の必要がないので、正直かなり運営が楽になりますよ。

たとえば!

新しくお店を開くことになったとすると、不動産→内装→リフォーム→看板なんて具合に依頼をする業種って大体決まっていますよね。

いろんな業者が1つのコミュニティーを形成していて、その中でぐるぐるお金が回っている構造です。

WEBディレクターは、この流れの中に入って、自分のところにお金がひっきりなしに回ってくるように調整する肝心要な役割を果たしているといっても過言じゃありません。

制作内容を詰めてくるにもディレクターの仕事です

クライアントのほとんどはウェブについては未経験な方がほとんどです。

「インターネットを使ってどんどん集客したい!売上にもつなげたい!」と考えている場合と、「信頼性アップのために、自社サイトがないのはどうかと思ってね、社名と連絡先がわかる程度の簡単なので良いよ」というのであれば、作成方法や、負荷がずいぶん変わってきます。

もちろん制作内容だって全然違うものになります。

たとえば前者のインターネットでのビジネスを考えているとして。

「サイト内で商品を売りたいのか」、「問い合わせを増やしたいのか」、「顧客への情報提供と交流を行いたいのか」などいろんな思惑があれば、サイト全体の構造やシステムは正直、際限なく複雑にできちゃいます。

でも当然予算というものがあるわけで、予算内で制作内容を詰める時に、ディレクション次第で制作の内容を簡単にすることもできれば、不必要なのにシステム的に難し過ぎる構成にしてしまって、自分の首を絞める結果になることも…。

どこまでをカバーする必要があり、どこが不要なのか、足し算よりも、引き算をすることの方が難しいものです。
こういうもろもろを決めるのもディレクター。

制作内容がそのまま生産効率の高さに直結するので、やっぱりディレクションって重要です。

納期を調整するのも重要な役目

ディレクションの本髄は、「企画を通し、進捗を管理し、納期に間に合わせること」以上!
1案件につき数十~数百万円と売り上げが出るからこそ、「納期が先過ぎて今月売り上げがやばい!」なんてときもあります。

そうならないように、納期をうまく調整していくのもディレクションのうちです。

納品から検品までクライアント側で結構長くかかるケースも少なくありませんが、そんな時には関係性があるクライアントであれば、今月中に支払ってほしいと頼み込んだりすることもあります。

ディレクション次第で案件の利益率が変わる

契約した案件の利益率を上げられるかどうかもディレクション次第。

過去の案件からソースを流用できないか、文字原稿はデータでもらえないか、レスポンシブのブレークポイントは何種類必要かもろもろ、省エネモードでできる工夫が結構あったりします。

単純にページ数削減など成果物の価値を下げることは絶対にできないので、となると、工程をどう省エネにしていけるかというところですよね。

肝心なのは「どうやって工夫をすればよいのか」。

工程の話になると、技術面の知識がないと判断できない部分が多いです。

営業知識だけだとクライアントの要望ありきのディレクションになりがちに。

技術知識だけだと技術者の声が大きなディレクションに。

一方の声だけに偏らず、クライアント・制作サイドのバランスを操作して、いかに省エネでクライアント満足度の高い成果物に仕上げられるかがディレクションによって左右されます。

いやいや、WEB制作の肝はデザイン・コーディングでしょ!

確かに、デザインもコーディングもWEB制作に欠かせない超重要な部分です。
ただ、よくよく考えると仕事がないとデザイナーもコーダーも動けませんよね。

だから、仕事の始まり~納品まで取り仕切る、ディレクターというポジションはすごく大事です。
そして、上の利益率が変わるというところでお話しした内容と被るのですが、引き算の工程はデザイン・コーディングなど技術面の実戦経験のある人の方が良く分かります。

そういった意味で、デザインとコーディングがある程度できるディレクターは重宝されます。
「今からフロントエンジニアを目指すぜ!」という方は、そのあたりもスキルアップ・年収アップのために狙った方がいいかも知れません。

ウェブ制作で一番重要なのは、ディレクション

ウェブ制作にはいろんな人材・チームが関わっていて、どのピースも尊く外さない大切なものです。
その中でも、ウェブ制作で一番重要なのは?と聞かれたら、やっぱりディレクションです。

利益率・リピート率・チームの士気もろもろ、ディレクション次第でかなり変わってきます。
いくら先鋭のデザイナー、コーダーをそろえていても肝心の仕事なくしては、利益すら生み出すことすらできないですからね。

ディレクションの仕方を変えることで、これまでのWEB制作に旋風を吹き起こせるかも?!
もし売り上げや仕事の効率でつまずいているのであれば、ちょっと考え直してみると良いかもしれません。

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